スペイン語の関係副詞をマスターしよう!

  1. スペイン語単語・活用


スペイン語の関係副詞について詳しく解説しています。関係副詞は、場所、様態、数量を表すために使用されます。具体的な会話例を通じて、これらの関係副詞の使い方を学びます。スペイン語学習者にとって、関係副詞の理解と活用は非常に重要です。

さあ、今日も元気にスペイン語でコミュニケーション!今回のテーマは「関係副詞」。
マリアはハロウィンパーティーの準備中。どんな仮装をするのでしょうか。早速二人の会話を覗いてみましょう。

スペイン語の関係副詞をマスターしよう!

あれの名前は…?

María: ¿Dónde está… eso? Antes de todo, ¿cómo se llama?

あれは…どこかしら?そもそも、何て名前だっけ?

Yurika: ¿Qué estás buscando? ¿No sabes cómo se llama lo que estás buscando?

何を探しているの?探し物の名前が分からないの?

María: Lo voy a usar para la fiesta de Halloween. Son unos cuernos del diablo para llevar en la cabeza.

ハロウィンパーティーで使うのよ。悪魔のツノの飾りをつけて。

Yurika: Eso se llama “Cachucha” en japonés. Lo he visto en el armario donde guardamos los adornos de Navidad.

それは、日本語では「カチューシャ」という名前よ。収納スペースの、クリスマスの飾りのある場所で見たわよ。

María: ¡Con las cosas de la Navidad! Por eso no lo he encontrado.

クリスマスの道具と一緒に!だから見つからなかったのね。

Yurika: ¿Puedo ir a la fiesta yo también? Tengo un sombrero de bruja que lleva una pequeña calabaza.

私もパーティーに行ってもいい?小さいかぼちゃ付きの、魔女の帽子を持っているわ。

María: Por supuesto. Podemos invitar a cuantos amigos queramos. Pero… al final ¿cómo se llama aquello?

もちろんよ。好きなだけ友達を連れて行っていいんだから。それにしても…結局あれは何と言う名前なのかしらね?

Yurika: Mejor preguntemos en la fiesta, donde habrá mucha gente que lo sabrá.

人がたくさんいるバーティーで聞いてみましょうよ。

ワンポイント

donde 場所についての関係副詞

スペインの街のベンチに座る若者のグループ。

先行詞がしっかりと提示されている場合と、そうでない場合があります。また、関係代名詞「en el / la que」に置き換えられることもあります。

María: Aquella escuela es donde estudié yo. Es un edificio en el que estudian un montón de niños.

あそこにある学校が、私の学んだ場所よ。ものすごくたくさんの子供が勉強する建物ね。

Yurika: Es un lugar donde hay muchos recuerdos.

思い出がたくさんある場所よね。

como 様態についての関係副詞

la forma」「el modo」「la manera」を先行詞にとることが多いです。

先行詞が無くても「como」の中に「方法、手段」の意味が含まれているので、問題ありません。

María: Mientras hablas con tu familia por Skype estaré escondida. Yo no sé de qué forma puedo hablar con ellos.

あなたが家族とスカイプで話している間は、私は隠れているわね。ご家族にどうやって挨拶をするのか知らないから。

Yurika: Puedes hacerlo a tu manera. Les gustará como eres.

あなたのやり方でやればいいのよ。あるがままのあなたで、好かれるわよ。

cuanto 数量についての関係副詞

スペインピザなど3種類のピザがビュッフェ形式で並びます。

数量についての疑問詞「¿Cuánto?」を関係詞として使います。他の関係副詞も同様ですが、疑問詞の時のアクセント記号がつかないので注意です。

María: ¿Cuántas pizzas puedo comer? Todas están muy ricas y no puedo parar.

ピザはいくつ食べていいの?どれも美味しくて、止まらないわよ。

Yurika: Puedes comer cuanto quieras. Es un bufé.

食べたいだけ食べていいのよ。食べ放題なんだから。

中性冠詞”lo” 形容詞、副詞などの名詞化

関係副詞ではありませんが、複文の内容をコンパクトにまとめる使用感の「lo」は必修です。

lo形容詞」「lo副詞」「lo過去分詞」で、「~こと」と名詞化ができます。

María: Otra vez he almorzado en aquella pizzería, lo bueno de allí es poder sentirme como si estuviera en Italia de verdad.

またあのピザ屋でランチを食べたわ。あそこのいいことは、イタリアに居るような気分になれるってことよ。

Yurika: Ah, la pizzería donde comimos la semana pasada, ¿verdad?

先週一緒に食事をした、あのピザ屋ね?

つ・ぶ・や・き

どうやらマリアは「diadema」を探していたようですね…。

「カチューシャ」という呼称は、日本独特のもの。英語圏では「head band」または、『不思議の国のアリス』にちなんで「Alice band」。

辞書では見つかりづらい単語も収穫できるのが、現地生活の醍醐味ですね。

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