さあ、今日も元気にスペイン語でコミュニケーション!
歴史建造物が数多く残るスペイン…見どころの世界遺産もよりどりみどり。行き先に迷ってしまいますね。
建築を堪能する旅を狙うなら、おすすめの街はいったいどこでしょう!?
レッスンの内容
スペイン建築の見所
さっそく今日の会話をのぞいてみましょう!
会話
Yurika: “Hm… No sé. Déjame pensar un poco.
ううん…どうかな。ちょっと考えさせてよ。
A parte de Barcelona, Vale. Adiós.”
バルセロナの他にね、分かった。じゃあね。
María: Qué llamada tan larga, y además en japonés.
日本語で長電話ね。
¿Con quién estabas hablando?
誰と話していたの?
Yurika: Con un amigo japonés que está estudiando arquitectura; va a venir a visitar España.
建築を勉強している日本人の友達なんだけれど、スペインに旅行するんだって。
María: Y como siempre hacen tus amigos, te ha pedido que seas su guía, ¿verdad?
それでまた、ガイドを頼まれたのね?
Llévale directamente a Barcelona para disfrutar del mundo de Gaudí.
バルセロナに直行して、ガウディの世界を堪能させてあげなさいよ。
Yurika: Por supuesto, primero iremos a Barcelona.
もちろん、まずバルセロナには行くわよ。
Lo que pasa es que él quiere ir a alguna ciudad más.
それがね、彼はバルセロナ以外も行ってみたいっていうのよ。
María: ¿Y adónde piensas ir?
それで、どこに行くの?
Yurika: No lo sé, por eso no le he dicho nada. ¿Tienes alguna idea?
さあね。それで困っているの、何かいいアイデアはある?
María: Claro que sí. ¿Por qué no vais a Granada?
もちろんよ。グラナダに行けばいいんじゃない?
Yurika: ¿Granada? En la clase de historia aprendí que allí hay un palacio que se llama La Alhambra.
グラナダ?アルハンブラ宮殿があるって、歴史の授業で習ったけれど。
María: Exacto. Seguro que es interesante para cualquiera que estudie arquitectura.
それよ。建築を勉強している人ならば、絶対面白いと思うわ。
A lo largo de la historia ha cambiado varias veces de manos, así que se pueden encontrar varios estilos arquitectónicos en el mismo complejo.
長い歴史の中で宮殿の主が色々変わってね、それで色々な建築様式が混在している宮殿なのよ。
Yurika: Interesantísimo. Iremos a Granada, lo he decidido.
すごく興味深いわね。グラナダに決めたわ。
María: El acceso desde Madrid u otros aeropuertos también es bastante bueno.
マドリッドや、ほかの空港からのアクセスもいいのよ。
Seguro que le gustará.
絶対気に入るわ。
この一言で壁を超える
アルハンブラ宮殿
La Alhambra
日本語では「アルハンブラ」と言いますが、スペイン語では「アランブラ」と発音します。
エキゾチックな建築様式がふんだんに堪能でき、ほかのヨーロッパには無い「スペインらしさ」を感じられるスポットです。
宮殿内部の景観も絶景ですが、外から眺める姿もまた荘厳…。
どんなに入場待ち時間が長くても、グラナダ旅行の際はぜひお立ち寄りになるよう、強くお勧めします!
建築
arquitectura
「建築」という分野名称は「arquitectura」、その専門家は「arquitecto (arquitecta)」と呼ばれます。
グラナダには、アルハンブラ宮殿の他にも離宮「El Generalife」という優れた建築があり、こちらもアルハンブラと同様に世界遺産として親しまれています。
つ・ぶ・や・き
日本でも有名なギターの名曲、「アルハンブラの思い出」。哀愁漂うあの旋律そのものの空気が、アルハンブラ宮殿には漂っています。
寂しさ、懐かしさを同時に感じつつ、なぜかとても暖かい気持ちになる 不思議な空間…見学を終えた帰り道は、何度も振り返らずにはいられません。
いつも観光客で一杯のスポットですが、可能であればお一人での見学がお勧め。
時間を気にせずに、立ち止まりたい部屋を好きなだけ堪能してください!