さあ、今日も元気にスペイン語でコミュニケーション!
スペインの郵便局といえば…思い出しただけでもドッと疲れる「無限の待ち時間」。マドリッドの達人は、どうやって対処しているのでしょうか。
レッスンの内容
スペインの郵便局
会話
さっそく今日の会話をのぞいてみましょう!
Yurika: Tengo que ir a la oficina de Correos; solo de pensarlo me duele la barriga.
郵便局に行かなくちゃ。考えただけでもお腹が痛くなるわ。
María: ¿No te gusta Correos? Pues, a mí me encanta pasar horas allí.
郵便局が嫌いなの?まあ、私はあそこで何時間も時間をつぶすのが好きだけどね。
Yurika: ¡Pasar horas! A eso me refiero. ¿Cómo puedes decir que te gusta?
何時間も!まさにそのことよ。どうやったら好きだなんて言えるの?
María: Es que yo siempre que tengo que ir a Correos llevo 2 o 3 revistas nuevas. Y las leo muy tranquilamente.
私はいつも郵便局に行くときに、あたらしい雑誌を2,3冊持っていくのよ。それをゆっくり読みながら待つの。
Yurika: Entiendo… ya vas preparada para pasar mucho tiempo.
なるほど…最初から待つのを覚悟して行くのね。
María: Sentada tranquilamente y disfrutando del aire acondicionado, puedo relajarme y sentir que dejo fuera los problemas cotidianos.
エアコンの効いた場所で落ち着いて座って、日常の雑踏を離れた気分に浸れるのよ。
Yurika: Qué idea tan buena. Es verdad, tengo que intentar disfrutar de las horas de espera.
斬新な発想だわ。その通りよ、待ち時間を楽しまなくちゃ。
María: Para pasar tiempo allí, ni el teléfono móvil ni las tablet son recomendables: se les agota la batería mientras esperas.
あそこで時間をつぶすには、スマートフォンやタブレットは良くないわよ。待っている間に充電が足りなくなるからね。
Yurika: Por eso llevas revistas… qué lista eres.
だから雑誌なのね。あなたは賢いわよ。
María: Aunque hay bastante ventanillas de atención, solo una o dos están abiertas; además van muy lentas, los números de la cola parece que nunca se mueven.
窓口がたくさんあっても、稼働しているのは一つか二つだけだしね。それにすごく遅いのよ。順番待ち番号なんか、永遠に動かないように見えるわよね。
Yurika: Muchas veces, sobre todo a primera hora de la mañana, no hay nadie atendiendo.
朝一番の営業時間に行くと、誰も働いていないことが良くあるわよ。
María: Es mejor usar las máquinas expendedoras si solo necesitas comprar sellos.
切手を買うくらいの用事なら、できるだけ自動販売機で済ませたほうがいいわよね。
この一言で壁を超える
la oficina de Correos
郵便局
省略して「correo」と呼ぶことも多いです。スペインの郵便局は…とにかく仕事が遅い!ミスが多い!
スペインで郵便局に行くたびに日本に帰りたくなります。
Los números de cola
順番待ち番号
日本にもよくある「番号札」が、スペインの郵便局でも多くの場合利用されています。とはいえ、紙詰まりや機械の故障で機能していないこともしばしば…
そんな時は待っている群衆に向かって一言、「¿Quién es la última?(一番最後は誰ですか。)」と確認し、しっかりとその人の後に張り付きましょう。
つ・ぶ・や・き
日本ほどのサービスレベルは無理としても、せめて当たり前に業務をこなす局員は居ないのか!?
スペインの公務員の仕事のゆるさは世界的に定評(?)があります。その極北が「郵便局」!
朝一番に受付に並び、最初の窓口が開いたのが営業開始後1時間だった、ということもありました。
とはいえ、田舎の規模の小さい郵便局は、比較的スムーズに稼働していることも多いようです。
「人が多い」ということが、必ずしも仕事の潤滑にはつながらないのですね。