スペイン語で心を伝える手紙の書き方

  1. スペイン語勉強

¡Hola todos! みなさんこんにちは。今回のテーマは「手紙」です。

最近はメールやアプリケーションによるメッセージのやりとりが増えていますが、心のこ もった手紙を受け取るというのは、やはり嬉しいものです。

それでは、スペイン語で手紙の書き方を勉強しましょう!

スペイン語で心を伝える手紙の書き方

スペイン語での手紙の書き方

(Taro ha recibido la carta; 太郎は手紙をもらいました。

1 de julio de 2015

2015年7月1日(本来は右に寄せて記入)

Querido Taro:

太郎へ

¡Hola! ¿Qué tal estás? Yo estoy muy bien.

やあ、元気?僕はとても元気だよ。

Estoy muy contento de que hayas venido a visitarme a Madrid.

マドリードへ僕を訪ねにきてくれて嬉しかったよ。

Espero que te lo hayas pasado bien.

楽しんでくれたといいけど。

Vuelve cuando quieras, que mi familia y yo estaremos esperándote.

僕の家族も僕も君を待っているから、いつでも好きなときにまた来てね。

Por cierto, el mes que viene iré a un concierto en Barcelona así que nos vemos pronto. Bueno, seguimos en contacto.

そういえば、来月バルセロナであるコンサートへ行くから、また近いうちに会おう。連絡をとろうね。

Un saludo,

じゃ、よろしくね。

Adrián

アドリアン

日付

最初に手紙を書いた日付を入れましょう。注意するのは、日本語と順番が逆であること。

日にち→月→年の順になります。日付のあとに、場所(都市名)を入れる場合もあります。

あて名

女性が書類を前に机に座り、スペイン文学の複雑さを研究しています。

日本語の手紙でも「~様」や「~さんへ」と相手の名前に敬称をつけますね。

スペイン語でも同じです。上の例文にあるのは ”Querido”。訳すると「親愛なる」という意味で、親しみをこめた言い方になります。

相手が女性の場合は、女性形に変化させて ”Querida” としてください。

フォーマルな場合は”Estimado/a” が使われます。

内容

あて名を書いた後は、日本語で書くのと同じように「元気?」と始めるのが自然です。

相手の様子を聞いて、自分の近況にも少し触れましょう。その後、伝えたい内容を続けていきます。

結び

スペインのポストカードと地図が飾られたスーツケース。

文末は、「また会おう」や「また連絡するよ」などと結びましょう。最後に、日本語の「拝啓」のような意味で、自分の名前の前にあいさつを入れるのが一般的です。

Un saludo” や ”Saludos” がよく使われます。よりフォーマルな場合には ”Atentamente” や ”Cordialmente” にかえましょう。

またよりカジュアルな場合は、親しみをこめて ”besos(キス)” や ”Un abrazo fuerte(強いハグ)” が使われます。
形式に沿ってしまえば、スペイン語で手紙を書くのだって簡単です。みなさんも手紙を書いてみましょう!

¡Hola todos! みなさんこんにちは。前回は一般的な手紙の書き方を学びましたが、今回はさまざまな機会に合わせた手紙の書き方を見てみたいと思います。

クリスマス、誕生日、結婚祝い……さあ、スペイン語で特別な手紙を送ってみてはいかがでしょうか?

特別な手紙をスペイン語で

Juan  :  ¿Ya les has enviado tarjetas de Navidad a tu familia y tus amigos de Japón?

日本の家族や友達にもうクリスマスカードを送った?

Taro   :  ¿Tarjetas de Navidad? No, no se las he enviado.

クリスマスカード?ううん、送っていないよ。

En Japón es más comun enviar tarjetas de Año Nuevo.

日本では、年賀状を送るほうが一般的だから。

Juan  :  ¿Ah sí? No lo sabía. Es interesante.

そうなの?知らなかった。おもしろいね!

Tarjeta de Navidad – クリスマスカード

Tarjeta de Navidad – クリスマスカード

Feliz Navidad

スペインでは、日本の年賀状のように、友人や家族、恋人などにクリスマスカードを送る習慣があります。

携帯電話でのやり取りが増えてきた今日でも、クリスマスカードは手書きで送るという人も多くいます。

手紙では ”Feliz Navidad(メリークリスマス)” というフレーズがよく使われます。

新年のあいさつもこめて、メリークリスマスとともに ”Próspero Año Nuevo(謹賀新年)” と書く場合もあります。

Que se cumplan tus deseos(あなたの願いが叶いますように)” や ”Gracias por todo(色々とありがとう)” といったメッセージを添えても素敵ですね。

Tarjeta de Cumpleaños- 誕生日カード

Tarjeta de Cumpleaños – 誕生日カード

1年に1度、大切な人に送る誕生日カード。 ”Feliz Cumpleaños(誕生日おめでとう)” のメッセージを書いて送りましょう。

Que tengas un  gran día(素晴らしい一日を)” や、 ”Que cumplas muchos más(もっと年を重ねますように=「ずっと元気でいられますように」の意)” といったフレーズが使われます。

願望を表す ”Que” の後ろには接続法が使われるので注意してください。

Tarjeta de Casamiento-結婚祝いのカード

Tarjeta de Casamiento – 結婚祝いのカード

カード

結婚するカップルへは、 ”Muchas felicidades(本当におめでとう)” や ”Que seáis muy felices(幸せでいてね)” と書いた幸せいっぱいのカードを送りましょう。

結婚式のために ”Feliz día en tu boda(結婚式で幸せな一日を)” などと送ってもステキですね。

おわりに

いかがでしたか?ぜひ、スペイン語圏の知り合いの方に、上のような手紙を書いて送ってみてください。喜ばれるはずです。

さて、次回はメールの書き方を見ていきますので、お楽しみに!

使えるスペイン語をカフェで習得
何度でも聞ける上達する1対1レッスンはコスパ最強
【先生を選んで、無料体験する!】

開く

この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます