さあ、今日も元気にスペイン語でコミュニケーション!
バルで飲むビールは格別!注文の仕方も、地域によって差があるようです…
レッスンの内容
ビールのサイズ
会話
さっそく今日の会話をのぞいてみましょう!
Yurika: El primer trago de cerveza fría después de un día de calor y sudor… podría decir que vivo para esto.
暑くて汗だくの一日の終わりに飲む、最初のビールの一口…このために生きてるって言えるわ。
María: Ja ja ja, qué exagerada. Pero es verdad, ese primer trago es buenísimo.
ハハハ、大げさね。でもそうよね。この最初の一口が最高においしいわ。
Yurika: Ya casi estoy acabando la primera caña.
もう一杯目が終わりそうよ。
María: Tendríamos que haber pedido un tubo.
トゥボで頼むべきだったわね。
Yurika: ¿Un tubo? Ah, el vaso largo. Se llama “tanque” en Andalucía.
トゥボ?ああ、長いコップね。アンダルシアでは「タンケ」って呼ぶわよ。
María: Es lo mismo. Aproximadamente lleva el contenido de un lata de un tercio.
おなじよ。大体350ml缶ビールくらいの量よ。
Yurika: Cuando bebemos en casa, siempre bebemos en botellín.
家で飲むときはいつも、ボトルで飲むのよね。
Es más comodo para enfriarlo en la nevera y beberlo fácilmente.
冷蔵庫で冷やしやすいし、飲みやすいしね。
María: Es verdad. Además, luego no hace falta fregar las copas.
そうよね。それに、コップを洗う手間もないし。
Yurika: Pero aunque es la misma cerveza, bebiéndola fuera está más rica.
でも、同じビールでも外で飲むと格別よ。
María: Bueno, en casa no podemos beber cerveza de barril.
そうね、家だとドラフトビールは飲めないわよね。
Yurika: Además, con unas buenas tapas, al aire libre… todo nos ayuda a sentir ganas de beber más.
それに、おいしいおつまみや、野外の空気も…すべてがもっと飲みたい気分にさせるわ。
María: Ahora vamos a pedir unos tubos. Verano es la estación ideal para la cerveza.
さあ、もう一杯づつトゥボで頼みましょうよ。夏はビールを飲むのに最適な季節よ。
この一言で壁を超える
tubo
ロンググラスのビール
小ぶりのビールグラスは「caña」。もう少し大きめのグラスは「tubo」と呼びます。
もともと「tubo」は「チューブ」という意味。グラスも細長くて…確かに「チューブ」を思わせる外観です。
cerveza de barril
ドラフトビール
樽からついでくれるドラフトビール、スペインでは「cerveza de barril」と言います。
日本のような「とりあえずビール」という表現はありませんが、夏場にバルに着席すると、メニューを渡す前に「cañaをいくつお持ちしますか?」と聞いてくれる、気が利くウエイターさんもいます。
こうして「とりあえず…」という隙も無く、ビールが運ばれてきます。
つ・ぶ・や・き
「このために生きてるなあ!」ビールの一口目と言えば、このフレーズ。スペインでは「Ya me puedo morir.(もう死んでもいい。)」という表現が、近いかもしれません。
もっともこの表現は、ビールではなく、高級料理を大量に食べた時などに使われます。
ビールのおいしさはもちろん、バルでつまむタパスもまた格別。夏にスペインを訪れる際は、夜の8時を過ぎても明るい日差しに甘えて、野外ビールを堪能しましょう。