¡Hola todos! みなさんこんにちは。今回のテーマは【バスク】です。
スペイン北部にあるバスク地方は、テレビなどのメディアでも取り上げられるようになり、注目を集めている人気の観光地域です。
今回は、そんなバスクのグルメにスポットを当てていきたいと思います。
レッスンの内容
バスクのおすすめ料理
Juan : La gastronomía vasca es reconocida mundialmente.
バスクの美食は、世界的に評価されているんだ。
Taro : Me gustan los bares típicos de Vasco donde se sirven pinchos con palillos.
僕は、バスクの典型的なバルが好きだな。爪楊枝が刺さったピンチョスを出しているバルが。
Juan : Al final, cuentan los palillos del cliente y así calculan su cuenta.
最後に、お客さんの爪楊枝の数を数えて、それでお会計をするんだよね。
Siempre que voy a ese tipo de bar, me arrepiento cuando me toca pagar.
こういうバルへ行くと、いつもお金を払うときになって後悔するんだよなあ。
バスクの基礎知識
バスク地方は、スペインとフランス両国にまたがる地域です。スペイン内のバスク地域は、国の北部に位置しています。
アラバ県、ビスカヤ県、ギプスコア県の3県で構成され、約220万人の人々が暮らしています。特に著名な都市は、サン・セバスティアン、ビルバオ、ゲルニカなどです。
産業の中心地として栄え、古くより独自の文化が発達してきた点が、バスクの大きな特徴です。
美食のバスク!
ピンチョスがおすすめ
海と山の幸に恵まれたバスクでは、そのグルメが人気を集めています。さまざまな名物料理がありますが、最たるものは”pincho(バスク語ではpintxo)”でしょう。
「ピンチョス」とは主に、小さくカットされたパンに食べ物がのっている、一口サイズのおつまみのことを指します。
爪楊枝で具材がパンにとめられていることが多く、それが名前の由来となっています。(“pincho”は「串」の意味)
ピンチョスの具材は、カニサラダからフォアグラまで実に様々で、いくら食べても飽きるということがありません。
【お会計は爪楊枝の数で!】
バスクらしい典型的なバルでは、何十種類ものピンチョスがカウンターに並べてあり、客は自分で好きなものをとって食べる、というスタイルが一般的です。
最後のお会計は、食べ終わったあとに残った爪楊枝の数で数えられます。
地酒も大人気
食が美味しい地域では、アルコールも美味しいもの。ここバスクの地酒として知られているのは、”chacolí(バスク語ではtxakoli)”です。
「チャコリ」は、バスク名産のスパークリングワインです。アルコール度数が高くなく(約10)、すっきりとしたさわやかな飲み口ゆえ、多くの人々に親しまれています。
【注ぎ方に注目!】
チャコリの特徴は、味だけではなく、注ぎ方にもあります。
チャコリは、ボトルを持ち上げて高い位置からグラスに注がれます。高い位置から注ぐことで、チャコリがよく泡立ち、香りがより引き立つと言われています。
バルでチャコリを頼んだ時には、見事にチャコリを注ぐ達人技のパフォーマンスにも注目してみてくださいね。
おわりに
いかがでしたか?バスクの魅力【グルメ編】でした。ぜひ、旅行でスペインを訪れた際には、バスクへ足を運んでみてくださいね!