¡Hola todos!みなさんこんにちは。地方によって町並みが違うのが、魅力の一つであるスペイ ン。
今回はアンダルシア地方とバスク地方です。さあ、それぞれの地方でよく見られる家のつくりを見てみましょう!
レッスンの内容
アンダルシア&バスクの家
Javier : Un amigo mio que está de viaje en Andalucía me ha mandado estas fotos.
旅行でアンダルシアにいる友達が、写真を送ってくれたんだ。
Taro : A ver…¡Vaya, son preciosas estas casas blancas!
どれどれ・・・うわーっ、白い家々がすてきだね!
Javier : ¿Verdad? Son muy típicas de allí. Como hace mucho calor, pintan las paredes de blanco.
でしょ?アンダルシアによくある家なんだよ。とても暑いから、壁を白色に塗るんだ。
アンダルシアの白い家
上の会話でもとりあげましたが、スペイン南部アンダルシアの、特に小さな村でよく見られるのが、白い家々です。
一年中温暖な気候のアンダルシア、夏はとても暑く40度を超えることも。このような気候の中で、暑さをしのぐための工夫から、家の壁を白く塗るようになったと言われています。
白は光を反射するため、家の中を涼しく保つことができるのです。それに加えて、街の中の通りを狭くすることで、日が当たる場所を少なくするようにしています。
【気候から生まれた情景】
細い小道に白い家々が並ぶ情景は、アンダルシアの気候から生まれたものだったのですね。青い空と白い家の地中海ならではのコントラストが美しく映えています。
ちなみに、似たような気候をもつ地中海の国々、例えばイタリアやギリシャなどでも、このような住居が多くあります。
バスクのカラフルな窓枠
スペイン北部のバスク地方。最近は美食の街として知られるようになった街が多くありますが、町並みの美しさも必見です。
バスクの住居によく見られるのが、赤や緑の窓枠がついた家々です。
【赤と緑はバスクのカラー】
赤や緑はバスクを象徴する色とされていて、赤色はバスク人の熱い血を、緑色はバスクの豊かな自然を表しているのだそう。
赤と緑は、バスクの国旗にも使われています。カラフルな家々が並ぶバスクの街にいると、まるでおもちゃ箱に入ったような気分になります。
特にオススメの街は Hondarribia(オンダリビア)。フランスとの国境近くにある街で、サン・セバスティアンからバスで40分ほどで行くことができます。
バスクの典型的なかわいらしい家が立ち並んでいるので、ゆっくりと街歩きを楽しむのにぴったり。
おわりに
いかがでしたか?有名な観光スポットを見学するだけなく、ふだん人々が生活する家を見て歩くのも楽しいですね。
その土地の文化や特色をより深く知ることができるチャンスかもしれません。