スペイン語で「行く」と「言う」を使い分けよう!日常会話における表現の違いと注意点

    1. スペイン語単語・活用

    スペイン語の日常会話で頻繁に使われる「行く」は、異なる文脈や目的によって異なる表現方法があります。この記事では、「ir」と「irse」の使い分けや注意点を解説し、スペイン語初心者の方々がより自然な表現を身につける手助けをします。

    「買い物に行く」「飲みに行く」「出て行く」。「行く」は、日常会話で頻繁に使われる非常に大切な単語です。ここであらためて、おさらいしてみましょう。

    例えば「voy」と「me voy」を、あなたは正しく使い分けていますか?

    スペイン語で「行く」と「言う」を使い分けよう!日常会話における表現の違いと注意点

    どこに行ったの?

    会話

    Martín:¿Qué hiciste ayer por la noche?

    昨日の夜は何をしていたの?

    Emi:Salí con María.

    マリアと出かけていわ。

    Martín:¿A dónde fuisteis?

    どこに行ったの?

    Emi:Fuimos a la calle Huertas a tomar una copa.

    ウエルタ通りに飲みに行ってたのよ。

    María se va a trabajar a Japón, así que le recomendé algunos sitios a los que ir.

    マリアが仕事で日本へ行くっていうから、おすすめの場所を教えてあげていて。

    Martín:¿Cuándo se va?

    いつ行くの?

    Emi:El mes que viene.

    来月。

    Martín:Cuando vuelva, tenemos que quedar las tres.

    彼女が日本から戻ってきたら、3人で会おうよ。

    Emi:Vale. ¡Ah,! Son las dos. Yo me voy ya, que tengo que ir al banco antes de las dos y media.

    OK! あっ、もう2時だ。2時半までに銀行に行かないと。そろそろ行くね。

    Martín:Bueno. ¡Hasta luego!

    ああ、じゃあまた!

    ここに注目!

    salir は「出て行く、出かける」という意味ですが、「飲みに行く」「友達に会いに行く」などの表現でも使います。

    se va」「me voy」は、再帰動詞「irse」が人称変化したもの。再帰動詞というのはちょっとやっかいですよね。

    では「ir」と「irse」は何が違うのか、確認しておきましょう。

    スペインの女性が窓の前で女性に手を振っている。

    「行く」を表すスペイン語表現:「ir」と「irse」の違いは?

    「ir」は特定の目的地へ向かう際や何かの目的がある場合に使用されます。例えば、「Voy a Barcelona.」は「バルセロナに行く」という意味です。「irse」は「その場所から離れる」という意味を含み、特定の目的地がなくても使用できます。例えば、誰かの家にいて「そろそろ自分は行くよ(帰るよ)」と相手に伝える場合には「Me voy」と言います。

    ir

    どこか特定の目的地へ向かう時、または何かの目的がある時に「ir」 を使って表現します。

    Voy a barcelona.

    バルセロナへ行く

    Voy a comprar.

    買い物へ行く

    irse

    irse」は、「その場所から離れる」という意味を含みます。特定の目的地がなくても表現できるのが、「ir」とは異なる点です。

    例えば、誰かの家にいて「そろそろ自分は行くよ(帰るよ)」と相手に伝える時には「Me voy」と言います。

    手はスペイン製の靴を持っています。

     「行く」と「言う」の使い分けに関する問題

    さて、ここで問題です!

    【仕事に行く場合】

    家族に「仕事へ行ってくるよ」と声をかける時には「ir」「irse」どちらを使えば良いでしょうか?

    この場合は、「Me voy al trabajo.」

    家から出てその場から離れるので、家に残る家族に対しては「irse」で表現します。

    【洗面所にいく場合】

    では、誰かと一緒にいる時、「ちょっと洗面所(トイレ)に行ってきます」と伝えるための動詞は「ir」か「irse」のどっち?

    この場合は、「Voy al servicio.」

    その場から離れはしますが、またすぐに戻ってきますよね。この時は立ち去るわけではないので「irse」ではなく「ir」になります。

    スペイン語の表現における注意点

    スペイン語において、場面や文脈によって「行く」という表現にも違いがあることがわかりました。頻繁に使用される動詞であるため、正確に使いこなすことが重要です。以下に注意点をまとめます。

    • 「ir」は特定の目的地へ向かう際や何かの目的がある場合に使用されます。
    • 「irse」はその場所から離れることを表し、特定の目的地がなくても使用できます。
    • 再帰動詞「irse」は人称によって形が変化します。
    • フレーズや会話の文脈によって適切な表現を選ぶことが重要です。

    まとめ

    今回の記事では、「行く」という単語の使い方について詳しく説明しました。スペイン語において「ir」と「irse」の使い分けに注意することで、より自然な会話ができるようになります。日常会話において頻繁に使用される表現なので、しっかりと覚えて活用しましょう。

    いかがでしたか?シーンによって「行く」という表現にも違いがあることがわかりましたか?頻繁に使う動詞だけに、しっかり覚えたいですね。

    使いこなせるようになればネイティブに一歩ずつ近づいていけますよ。

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