スペイン語表現「~が食べたい」

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お腹がすいたという表現は、どんな外国語を学ぶときも最初にマスターするものですよね。今日は一歩進んで「~が食べたい」という様々な表現を見てみましょう。

スペイン語表現「~が食べたい」

会話

Miguel: Ya no hemos salido a comer afuera, ¿verdad?

最近外食に行ってないと思わない?

María: Creo que hace dos meses que fuimos al restaurante de la capital. ¿Te recuerdas?

二か月前に首都のレストランに行ったっきりよね。覚えてる?

Miguel: Es cierto. Pero desde que te quedaste embarazada, has tenido mucho antojos.

そうだね。でも妊娠してから君はずっと何でも食べたがっているよね。

María: Es que se me antoja todo lo que veo en tele.

だってテレビで見るもの何でも食べたくなるんだもん。

Miguel: Pobrecita mi cariño. Haré todo lo posible para complacerte. ¿Qué se te antoja?

かわいそうに。君を喜ばせるためにできるだけのことはするよ。何が食べたい?

María: Me dan ganas de comer mariscos como camarón. Con limón o tipo ensalada. ¿Y tú?

エビとかの魚介類が食べたいな。レモン添えかサラダ風の感じで。あなたは?

Miguel: Te soy sincero, yo tengo ganas de comer carne.

正直にいうと、僕は肉が食べたいんだよ。

María: Hoy no estamos de acuerdo de nada, ¿verdad? Entonces iremos a aquel restaurante que tiene de todo tipo de comida.

今日は何に関しても一致しないわね。じゃあいろんな種類の料理があるあのレストランに行こうよ。

スペインをイメージした、黄色の背景に黒いスマイリーフェイス。

「食べたい」のニュアンスの違い

スペイン語で「~が食べたい」と表現する際には、いくつかのニュアンスや表現方法があります。最も基本的な表現は「quiero comer~(~を食べたい)」ですが、時にはもっと具体的な表現をしたい場合もあります。以下では、「~が食べたい」というニュアンスの違いについて詳しく見ていきましょう。

Quiero comer~(~を食べたい)

この表現は、一般的な「~が食べたい」という意味合いを持ちます。例えば、以下のような文を考えてみましょう。

  • Quiero comer pizza.(ピザが食べたい。)
  • Quiero comer helado.(アイスクリームが食べたい。)

この表現は非常にシンプルで直訳的な意味合いを持っており、日常会話で頻繁に使用されるフレーズです。

オーバーオールを着てコーヒーを楽しむ妊婦。

Tengo (muchas) ganas de~(~したくてたまらない)

この表現は、「~したくてたまらない」という強い欲求を表します。例えば、以下のような文を考えてみましょう。

  • Tengo muchas ganas de comer sushi.(寿司を食べたくてたまらない。)
  • Tengo ganas de comer chocolate.(チョコレートを食べたくてたまらない。)

この表現では、欲求が非常に強く、我慢できない状態を表現します。特にお腹がすいている場合や、特定の食べ物に対する強い欲求を伝える際に使用されます。

Me dan ganas de~(~したくなる)

この表現は、特定の刺激によって欲求が生じる様子を表します。例えば、以下のような文を考えてみましょう。

  • Me dan ganas de comer frutas cuando hace calor.(暑いとフルーツが食べたくなる。)
  • Me dan ganas de comer helado cuando veo a los niños comiéndolo.(子供たちがアイスクリームを食べてるのを見ると、アイスクリームが食べたくなる。)

この表現では、外部からの刺激や状況によって欲求が生じる様子を表現します。特定の状況や場面で特定の食べ物に対する欲求が生じる場合に使用されます。

Antojo(急に何かを無性に食べたくなる気持ち)

「antojo」という言葉は、急に何かを無性に食べたくなる気持ちを表します。例えば、以下のような文を考えてみましょう。

  • Se me antoja un pastel de chocolate.(チョコレートケーキが無性に食べたくなる。)
  • Tengo antojo de una hamburguesa con queso.(チーズバーガーが無性に食べたくなる。)

この表現では、突然欲求が生じる様子や、特定の食べ物に対する一時的な欲求を表現します。特に妊娠中の女性が特定の食べ物に対して強い欲求を感じる場合に使用されます。

おわりに

スペイン語で「~が食べたい」という表現は、さまざまなニュアンスや表現方法が存在します。日常会話で頻繁に使用される基本的な表現から、より具体的な欲求や状況に応じた表現まで、適切なフレーズを選んで使用することが重要です。「quiero comer」や「tengo ganas de」、「me dan ganas de」、「se me antoja」、「tengo antojo de~」といった表現を使い分けることで、自然な会話や表現力を身につけることができます。日常会話や旅行先での注文時に役立つスペイン語の表現力を身につけましょう!

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