事故や事件があると野次馬が集まってくるということがありますよね。日本ではあまりいいことに思われませんが、ラテンアメリカでは当たり前なんです。
今回はそんな文化を見てみましょう。
レッスンの内容
会話
Miho: ¿Escuchaste la bulla de anoche?
昨夜の騒ぎ聞こえた?
Paola: Si, era tanto que me despertó. Como no me dejaba dormir, fui a ver qué estaba pasando.
もちろん、うるさくて目が覚めちゃった。どうせ寝れなかったから何かと思って見に行ったの。
Miho: Y ¿qué era entonces?
それで、何だったの?
Paola: Hubo un incendio. Pero no fue tan grave. De hecho, pudieron apagar pronto el fuego. No hubo ningun herido.
ちょっとした火事だったけどそうひどくはなかったみたい。すぐに消火できたみたいよ。けが人もいなかったみたいだし。
Miho: Que bueno que no fue tan grave. ¿Habia mucha gente, verdad?
ひどくなくてよかった。いっぱい人がいたでしょ?
Paola: Habia tanta gente que no lograba ver.
人だかりで見えなかったくらいよ。
Miho: La gente es tan curiosa que aparece en todos lados.
好奇心旺盛な人はどこにでもいるものよね。
Paola: Yo también soy una de estas personas.
私もその一人だけどね。

好奇心旺盛なラテンアメリカ人
ちょっとした騒ぎや事件事故が近くであると、とにかく人だかりができるのがラテンアメリカです。
スペイン語で直接野次馬を意味する言葉はありませんが、使える動詞としては meterse~(首を突っ込む)があります。例えば、
Mis padres se meten mucho en nuestro matrimonio.
うちの両親は夫婦の問題に首を突っ込んでくる
特にグアテマラでは shute という単語があるくらいです。
Juan es muy shute, quiere saber de todo.
フアンは何でも知りたがりだ

おわりに
夜の交通事故の現場に人だかりができて、大型トレーラーが気づかずに大勢をはねてしまうなどの事件も起こっています。
好奇心旺盛なのは悪いことではありませんが、安全とプライバシーには十分に気を付けないといけませんね。