旅行に行くときは誰でも気分が高揚するものですよね。でも海外旅行となると、色んな意味でなかなか日本国内の旅行のようにはいきません。
今回は中米旅行で気を付ける点をいくつか見ていきましょう。
レッスンの内容
備えあれば患いなし
日本は世界でもダントツで治安のいい国なので、外出時に安全面を考えることなんてほとんどありませんよね。でも一歩日本を出れば、状況も変わってきます。
特に中米では毎日犯罪や強盗のニュースが取り上げられます。どんな備えをしておけばいいでしょうか?
目立たない服装
観光地に着いてしまえば、警察もちゃんといて治安もある程度落ち着いていますが、旅行となると大抵首都やいろいろな都市を通過しなければいけません。
おしゃれをしたい気持ちを抑えて、あまり派手な格好や持ち物を表ざたにしないことが大切です。
貴重品の持ち運び
万が一強盗にあっても、一番大事なものが盗まれなければ一安心ですよね。クレジットカード、現金、パスポートなど大事なものは、簡単に盗られないところに入れて持ち運ぶのが最善です(できるだけ身近に、下着など)。
銀行で観光客の男性がかなりの金額の支払いをするのに、靴を脱ぎ靴底から現金を取り出すのを見たこともありますよ。カバンは必ず前に抱えて運ぶというのも鉄則です。
危険そうな場所、時間帯があらかじめわかっているなら、避けるようにしましょう。もし金を要求されたときは、あらかじめとられてもいい額の現金を用意しておくのも賢明です。
ぼったくり
Sayaka: ¿Cuánto te cobró el taxi para venir aquí?
ここに来るまでのタクシーいくらだった?
Jackie: Me cobró 20 quetzales, ¿por qué preguntas eso?
20ケツァールだったけど、どうして?
Sayaka: A mi me cobró 40 quetzales, me pareció muy caro.
私40ケツァールも請求されたの。高いなと思って。
Jackie: ¿Preguntaste el precio antes de tomar el taxi?
タクシーに乗る前にちゃんと値段聞いた?
Sayaka: No. ¿Por qué hay que hacer eso?
聞いてないけど。なんでしないといけないの?
Jackie: Es que algunos taxistas aprovechan cuando ven a alguien que no conoce la zona. Asi que cobra más.
ほとんどのタクシー運転手は、この辺りを知らない人を見るとぼったくるの。
特に外国人観光客など、その地域をよく知らない人を狙って倍以上の値段を請求されることがあります。メーターのついていないタクシー、値段表記のないお店などは特にそうです。
メーターのついていないタクシーに乗る前は、相場をあらかじめ確認してから運転手と交渉することが大切です。
買い物の時は、もし現地の人に案内してもらえるなら最善でしょう。
自分たちで買い物をする場合は、最初に言われた金額をうのみにしないで、¿Cuánto es lo menos?(最安でいくら?)というフレーズを使って値段交渉してみてください。半額まで下がることもありますよ。
おわりに
ネットなどでラテンアメリカのニュースを見ると、治安の悪さを知ってゾッとするという人がいます。
もちろん日本のように安全とはいきませんが、十分注意を払って旅行すれば大丈夫。見る価値のあるものがたくさんありますよ。