¡Hola todos! みなさんこんにちは。今回のテーマは「不定人称文」です。
「不定人称文」とは、主語を明確に示さない文章のことです。スペイン語では非常によく使われる表現なので、さまざまなパターンを身に付けましょう!
レッスンの内容
不定人称文の使い方
Juan : ¡Qué calor! ¿Ponemos el aire acondicionado?
暑いなあ!エアコンをつけようか?
Taro : Sí, por favor. La temperatura será más de 20 grados. Estos días el clima está muy raro.
うん、お願い。気温が20度以上あるだろうね。最近は、気候がすごく変だよ。
Juan : Sí. Hoy hace mucho sol pero hace dos días nevó.
そうだね。今日はよく晴れているけど、2日前には雪が降ったし。
天候・自然
天候や自然現象は、通常主語を使わず、三人称単数形で表されます。
Según el pronóstico del tiempo, va a llover mañana.
天気予報によると、明日は雨が降る。
¿A qué hora anochece en Madrid?
マドリードでは、何時に日が暮れるの?
”ser”、”estar”や”hacer”を使う場合も同様、三人称単数形に変化します。
Hoy hace mucho frío. Abrígate cuando salgas.
今日はすごく寒いわよ。出かけるときは、温かくしていきなさいね。
Todavía es temprano. Vamos por otra copa.
まだ早いよ。もう一杯飲みに行こう。
存在
“hay+名詞”を使った「~がある」という存在を表す表現は、三人称単数形で示されます。また、主語をとりません。
¿Hay un banco por aquí?
この辺に銀行はありますか?
続く名詞が複数形であっても”hay”は三人称単数形です。
Hay unas revistas sobre el sofá.
ソファーの上に、雑誌が何冊かある。
義務表現
“hay + que +動詞”を使った「~しなければならない」という義務を表すときも、主語を示さずに三人称単数形になります。
この構文は、一般的で皆に当てはまるような義務を表します。
Hay que comer verduras diariamente para mantener la salud.
健康のためには、毎日野菜を食べなければならない。
否定形にすると「~しなくてもいい」と「~してはいけない」という2つの意味になるので、文脈で判断しましょう。
No hay que mentir.
嘘をついてはいけない。
No hay que compararse con los demás. Todos somos diferentes.
他の人と比べる必要はないよ。人は皆違うんだから。
おわりに
いかがでしたか?スペイン語の不定人称文でした。規則を覚えてしまえば簡単なので、色々な表現に触れてみましょう!