寒い季節には温かい飲み物が恋しくなるものです。今回はラテンアメリカで寒い時期によく飲まれるPONCHEの話をしましょう。
フルーツがたっぷり入った冬の象徴とも言えるこの飲み物、どんなものなのでしょうか?
レッスンの内容
会話
Carlos: Siempre en esa época se me antoja el ponche.
この時期になるとポンチェが飲みたくなるんだよね。
Juan: A mi también. Extraño el ponche que hacía mi abuelita.
僕もだよ。おばあちゃんが作ってくれてたポンチェが懐かしいな。
Carlos: ¿Tu mamá no lo hace?
お母さんは作ってくれないの?
Juan: Si, lo hace. Pero tiene un toque diferente que lo de mi abuela.
もちろん作るよ。でもおばあちゃんのとはちょっと違うんだよな。
Carlos: Es curioso pero aunque usan mismo ingredientes a cada persona sabe diferente.
全く同じ材料を使っても作る人によってちょっとずつ味が変わってくるって面白いよね。
Juan: Asi es. No es que lo de mi mamá no me guste pero mi favorito era de mi abuela.
そうなんだよね。お母さんの作るのが嫌いって訳じゃなく、ただお気に入りはおばあちゃんのだったなっていうだけ。
Y ¿en tu casa? ¿Cómo es el ponche que ustedes toman?
それで、君の家のポンチェはどんなの?
Carlos: Lo de nuestra casa, no puede faltar coco rayado. También se le echan jocotes si consiguen.
うちのはココナッツの千切りが欠かせないな。あとあればホコテも入れるよ。
Juan: Ya se me hace agua la boca.
あ~よだれが出てきそうだよ。
¿Por qué no vamos al mercado y comparamos frutas que nos gusten, luego llevamos con mi mamá para que lo haga?
これから市場に行って僕たちの好きな果物を全部買って、うちの母親に作ってもらうってのはどう?
Carlos: Buena idea. Vamos a darnos gusto.
いいね。好きな果物全部買うぞ!

ポンチェってどんな飲み物?
イメージとしてはフルーツポンチのようなものですが、ポンチェは”温かい”飲み物です。
主な果物として欠かせないのがパイナップル、リンゴ、パパイヤ。そこにシナモンやクローブ、オールスパイスなどの香辛料を入れてじっくり煮込みます。
甘くてフルーツの香りがたっぷりの、ラテンアメリカならではの飲み物です。とくにクリスマスの日に作るのが伝統で、各家庭でタマルと一緒に食べられます。
その時期ならではのお好みの果物を入れて、美味しいポンチェができます。
おわりに
日本では飲み物に香辛料を入れるのは一般的ではありませんが、フルーツと香辛料はなかなかいいコンビネーションを織りなします。
季節限定のものなので、機会があれば是非試してみてください。きっと気に入ると思いますよ。