特定の人種を指して使われることが多い Criollo という言葉ですが、意外と日常生活の色んな場面で使われているんです。知っていましたか?
今回はそのいくつかの例を見てみましょう。
レッスンの内容
会話
Gaby: ¿Qué tal estuvo tu viaje a Belize?
ベリーズ旅行はどうだった?
Sandy: Estuvo buenísimo. Disfruté mucho de bellos paisajes y de nadar. Pero hubo algo que me costó.
すごく楽しかったわ。景色がすごく綺麗で沢山泳いだわ。でも大変なこともあったの。
Gaby: ¿Qué fue?
何?
Sandy: El idioma.
言語よ。
Gaby: Pero ¿no habla inglés allá?
でもベリーズは英語じゃないの?
Sandy: Si, pero es inglés criollo. Donde fuimos era un pueblo rural. Pareciera inglés pero tiene su acento muy extraño.
そうよ。でも私たちが行ったのは田舎の村だったからクレオーリョ英語を使ってたの。英語に似てるんだけど独特のアクセントがあるのよね。
Gaby: ¿Cómo hacías para comunicarte entonces?
じゃあどうやってコミュニケーション取ってたの?
Sandy: Decía que hablara despacio y ponía mucha atención. Es que el inglés criollo suena como si comiera las últimas letras.
ゆっくり話してくれるようにお願いしてかなり集中して聞いてたわ。英単語の最後の言葉をカットしたように聞こえるの。
Gaby: Suena muy cirioso. Voy a buscar en internet cómo es.
おもしろいわね。どんな言語なのかネットで調べてみるわ。

criolloの使い方
criollo は criar(育てる)という単語から来ていて、「現地で育った」や「その土地で生まれた」という意味合いが含まれます。
言語に関して言えば、 inglés criollo =(その土地で派生した特有の)英語になります。
他にもよく使われるのが動物に関してです。例えば…
gallina criolla
(家の庭で育った)ニワトリ
普通のニワトリは食用に養鶏場などで飼われていますが、それと区別するのに criollo(a)とあれば、鶏の成長を促進する特別なものが何も使われていない”無添加”で健康に良い品質のよいものということになります。
おわりに
日常生活の色々な場面に使われている言葉 criollo。品質を確認するのに大事なキーワードになってくるので、是非覚えていてくださいね。