ちょっとした暇つぶしやスペイン語の勉強のために、簡単にできる言葉遊びをご紹介します。物を使わないのでオンラインでも遊ぶこともできますよ。
ではさっそく、会話文を例に遊び方を見ていきましょう。
レッスンの内容
会話
Hijo:Me aburro.
息子:退屈だなぁ。
Madre:Vamos a jugar al “veo, veo”. Voy a pensar en una palabra.
母親:じゃあ〝ベオ・ベオ〟で遊びましょうよ。問題を出すわよ。
Hijo:Vale.
いいよ。
Madre:Veo, veo.
見える、見える。
Hijo:¿Qué ves?
何が見える?
Madre:Una cosita.
あるモノ。
Hijo:¿Qué cosita es?
どんなモノ?
Madre:Empieza con la A.¿Qué será, qué será, qué será?
Aで始まるモノ。さぁ、何でしょう?
Hijo:¿Abrigo?
コート?
Madre:No es eso.
違う。
Hijo:¿Acera?
歩道?
Madre:No, es algo que está más lejos.
いや、もっと遠くにあるものだよ。
Hijo:¡Árbol!
木!
Madre:¡Sí, muy bien!
正解!
スペイン語の言葉当て遊び『Veo Veo』
『Veo Veo』は、スペインの子供たちがよく遊んでいる言葉当てゲームです。
1人が目に見える何かの最初のスペルだけを言って、ほかの人がそれを当てるというもの。単純な遊びですが、リズム感が楽しく、気軽な頭の体操や気分転換になります。
『Veo Veo』の歌詞
Veo veo.
見える、見える
¿Qué ves?
何が見える?
Una cosita.
あるモノ
¿Qué cosita es?
どんなモノ
Empieza con la 〇.
◯から始まるモノ
¿Qué será, qué será, qué será?
さて何でしょう?
※この歌詞はスペイン語圏各国で子供向けの歌として知られています。
◯の部分は、a, b, c…など単語の最初のスペルを言ってヒントにします。
その一文字から始まる言葉を当てていき、間違っていれば「No es eso.」、正解なら「Sí, muy bien」と答えます。
言葉当てをして遊ぶ時には毎回歌わなくても大丈夫ですが、リズムをつけて問題を出すと盛り上がります。
出題者を交代しながら楽しみましょう。
おわりに
車や電車の中など長い移動時間の暇つぶしにはちょうど良い遊びです。いろいろなモノが見える場所ほどイメージが広がりそうですね。
スペイン語の単語を復習するためにも、遊びを役立ててみてください。