みなさんはどんな時にレモンを使いますか?イタリアン料理や焼き魚の添えによく使われますよね。
ラテンアメリカでは、レモンはトルティーヤとトウガラシの次に欠かせないと言っても過言ではありません。早速見てみましょう!
レッスンの内容
暑い日の飲み物
Mario と Carlos の、とある暑い日の会話です。
Mario: ¡Qué calor hace hoy! Se me antoja una cerveza.
なんて暑い日なんだ!こんな天気だとビールが飲みたくなるよ。
Carlos: A mi se me antoja una michelada. ¿Qué tal si buscamos?
僕はミチェラーダが飲みたい気分だな。探しに行こうよ。
Mario: Buena idea. Mira, allá venden cebiches. De seguro tendrá las bebidas.
いいね。あそこセビーチェ売ってる。あそこなら飲み物もあるはず。
Carlos: Yo he ido allí, prepara buenas comidas y bebidas. ¡Vamos!
僕はあそこに行ったことあるけど、飲み物も食事もすごくいいよ。行こう!
レモンの使い方
飲み物に
ミチェラーダとは、レモンの汁(ジュースではなく)とビールと塩を混ぜた飲み物です。
ラテンアメリカと言っても、国によって組み合わせが異なります。
例えばグアテマラでは、上記のほかに醤油、トマトジュース、トウガラシを入れます。中にはコップのふちに生エビが飾ってあることも。
マルガリータのようにレモンが”添えてある”のではなく、最初にレモンの汁をたっぷり絞って入れるので、まさにレモンがないと作れない飲み物の一つです。
他にもラム、テキーラをジュースで割って飲むとき、最初にレモンの汁をたっぷり絞るのが習慣です。
食べ物に
マリオが言っていたセビーチェとはまさにレモンが欠かせない料理。みなさん想像がつきますか?
わかりやすいように言うと、海鮮サラダのようなものです。トマトジュースとレモンの汁がベースで、その中にエビ、イカ、タコなどのみじん切りが入っています。
トマトや玉ねぎ、ハーブのみじん切りも入っていて、健康にももちろんいい食べ物です。
ここでも欠かせないのがレモン。元々ベースにレモンがたっぷり入っているのですが、食べるときにお好みでさらに加えることもできます。
もちろんスープに入れたり、料理のアクセントにも使われます。
ほかの興味深い使い方
ラテンアメリカではレモンは万能薬ともみなされています。
例えば、蚊やダニに刺されたときに痒いところにレモンを塗ったり、乗り物酔いをしたときにレモンを吸ったり。
旅行に行くときは必ずレモンを持っていく人もいるくらいです。
おわりに
レモンの使い方、いかがでしたか?日本ではそこまで身近なものではありませんが、ラテンアメリカは家にレモンの木があるところも多く、食卓と切っても切り離せない関係にあります。
健康にもいいので、アイデアをもらって試してみるといいかもしれませんね。